せっかく産んであげたのに。

 

呪いの言葉だ。

子供を産み育てるというのは大変だときくので感謝はしてるが、わたしは産んで欲しいと言っていない。今からでも消滅したいくらいにはうまれてきたことが苦痛で仕方がない。

楽しい思い出がなかったわけじゃない。

でも「楽しい思い出があるからこれからも生きて行こう」という思考になれない。なりたいけど。

"これから生活するに一生困らないお金と望む顔と画力"か"安楽死"、と言われたら確実に後者を選ぶ。生きるということが苦痛で仕方がない。なんで死にたいのか、なんで生きたくないのか、きかれてもわからない。理由なんてなく生きることがもう本当に苦痛でなにもしたくないからだ。

でも誰かに迷惑をかけたくない。

何故、いますぐ溶けて消えるボタンがないのだろう。