一%と狂気、午前六時。

 

耳障りな人の笑い声、頭が狂いそうになりながら笑うわたし。狂気に満ちた店内は誰もが当たり前のように息をしてアルコールを摂取している。気持ちが悪くて頭がぼんやりする。みんな死ねばいいのに。みんな死ねばいいのに。

充電一%のケータイで恋人と繋がっている。こんなにか細く不安定な電波しかわたしたちを繋ぐものはない。さみしいね。

仕事はつらいものだからってわかってるんだけど辛くてしょうがない。みんな殺したい。わたしを非難する人悪くいう人ぜんぶ。

 

お酒が回らない、話ができない、人の目が気になる。こわいねって言ってる。

好きな音楽も絵もわたしを救ってくれないどころか才能がないからって馬鹿にする。可愛くないから道が歪む。頭痛が鐘を鳴らして鼓膜に地震が起きて津波が来たらわたしはすぐに泣いてしまう。

恋人、わたしの恋人。わたしはあなたが愛し過ぎて死んでしまうかもしれない。悪いことばかりするわたしをゆるして。でもすこしは考えられるようになったよ。そんなこといっても言葉の少しもつたわらないし。

生きることがつらい。