余計

二週間に一度、耐えられない夜が来る。

わたしは布団の中でそれが過ぎ去るのを待つ。

心臓が痛くなり、自然と目から涙が出る(悲しいわけではなく)。身体の表面は暑いのに中身は冷たく気持ちが悪い。息が苦しくて呼吸に時間がかかる。

それは自然とどこかに行くのを待つしかない。

高校の頃からずっとある。

その頃は脳の中心で小さな地球が爆発することを考えると落ち着いた。今は意味がない。

 

毎日夢をみる。いい夢はほとんどみない。仕事をしているか、他人と喧嘩をしているか、誰かに追いかけられたり殺されたり殺したりしてるか。夢の中では何人も殺しているし、また、何回も死んでいる。死ぬのは怖いけど、やっぱり良いなと思う。

夢と現実の区別がつかない事がある。

夢の中で他人と喧嘩をして目が覚めた時、しばらくどっちが夢で現実なのか分からなかった。

最近は、むしろ今が夢なんじゃないかとも思う。割とマジで。

 

人が怖い。何故関わり合いを持たなきゃいけないのかと。生きる為だと言われるので、それなら死ぬわ、とかえせばどうしてそう言うこというのお医者さんいくよ何か困ったことがあるなら話してなどと話にならない。困ったことに生きているということに困っている。

 

とはいえずっと誰かに助けて欲しい気持ちはあるけど、そういうことを他人任せにしてはいけないなと最近は気がついた。だからといって求めないわけじゃないんだけど。

きっとこの先も変わらず底辺でのたうちまわって死ぬんだろうな。ならせめてわたしのやることに口出さないで欲しいよ。