何番煎じの死月に。

 

車の窓から桜が見えた。もう結構咲いていた。だからなんだという感じだけど、また去年の春から一年が経ったのかと、去年から何も変わっていない自分に悲しくなった。春なんて嫌い。

だけど、去年から変わったことが唯一あって、それが頭がどんどん悪くなっていること。仕事はやめてしまったのに、本も読めてないし、アニメも映画もなにも観れてない。一日中家にいて、落書きしてるか寝るかしかしていない。そのせいで一日外にいると、というか三時間くらいでめちゃくちゃ疲れる。こんな状況で仕事なんてできるのか?だがそろそろ仕事をしないと、家の方々にいつまでそうしてんの?働かないわけにはいかないでしょ、と言われているので本格的にマズイ。わたしもそれはわかっているんですが、仕事するのがもう怖い。絶対に、早々に何もできないことが露呈してあーあーこいつブスだしバカかよって思われるから嫌。考えただけで汗かく。でもとにかく親に心が死んじゃうから無理!なんて言うわけにはいかないので、死ぬつもりでバイトに応募しました。これで面接落ちたらとりあえず一度死ぬ気で死んでみますね。面接落ちてビルから落ちるって、ちょーダサいけど、クソつまんね。

 

そういえば、「なんでも言ってね、辛かったら言ってね」、の言葉を信じて救われたこと、わたしは一度もないけど、それは相手の想定していたものよりも遥かに重いものをわたしが押し付けているからだろう。他人は神様じゃないって何度自分に言いきかせても、どうにかしてほしい助けてくれって気持ちがバチバチ溢れてしまう。相手からしたら、どうにかってなにを、助けてってどうやって?って感じだ。無理なんだよ、自分のことは自分でどうにかしなきゃ。しかも自分のことばっかりで相手のこと全然考えられてないから、そりゃ当然そうなるし。わかってるんだけど、やっぱりもう泣くことしかできないんだよな。わたしが死んだら多分みんな通常の生活になると思う。この生活に自分がいる違和感がすごいし、自分の今見ている景色が自分の目線で合っているのかがいまだにわからない。わたしが誰なのかわからない。何言ってるかよくわからないんだけど。誰の人生なんだこれ。もし自殺が成功して、本当の自分に戻れたら、幸せかな。まあ今よりおかしな状況になるかもしれないけどね。どうでもいいか。もうどうでもいいか。とりあえず今年度の目標は自殺 or 就労+文化的な生活 です。ハードルが高い。