去り逝く二千十六年、

 

例年通り何もやり遂げることもなく一年が終わろうとしている。そしてまた同じような一年が来る。

洗濯機を回しながら、道路の端に座るねこをみている。

このクソみたいな一年を振り返ってみると色々あったようななかったような。一日中お酒を飲んでいた時期と適当な異性と適当に遊んでいた時期。あと恋人ができて幸せな時期。

一つだけ確信したのは生きることに明らかに向いていないということで、この先生きるのか知らないけどこれから先の人生悲しくなった。

恋人に死にたいっていうの嫌だと言われたのでなるべく言わないようにしているし、自傷もしないようにしているけどちょこちょこ限界がくる。

だからわたしはお酒を飲む。口の中を噛む。指の皮を剥く。血が出なければ自傷にならないし、気付かれることもないので。

一日に何回もする飛び降りる想像。首を吊る想像。お風呂で手首を切る想像。死ぬってどんなかな。そういえば時間って誰が動かしているんだろう。人ってなんでこんなにうるさいんだろう。

そんなことばっか考えた一年でした。

来年の抱負は、幸せな思考、それが出来なきゃ自殺成功。どうせどっちも出来ずにだらだら生きちゃうんだけど。

とにかく来年も頑張って死ぬか生きるかしような。