疲労と憂鬱、午後六時。

 

気がつくと暗くなっていた。

わたしは昼も夜も仕事をして、もらったお金は全部お洋服に使ってしまっている。なのに、着て行く場所はどこもないのでお家で煙草吸ったりご飯食べたり洗濯機回したりしてる。

ただただ消費するだけ。こんな人生に何の意味があるのだろうか。もらった薬が終わっちゃったけど病院に行く元気はないし髪の毛はぼろぼろだし顔もブスだし。才能だってないから何にもできなくて、ぼけっとしていたらきてしまう明日に怯えてお酒飲んだりしちゃってる。何の意味もない人生。

 

恋人に心配をかけないように、死にたいとか言わなくなったけど、心のどこかには常に死にたいがいて、その張り詰めた球体に突然ぷつっと小さな穴が開いてどろどろ流れだしてくる。

わたしはあかちゃんだから、優しくしてよってあかちゃんじゃないからいえないし。

 

ああまた仕事に行かなくちゃ。