蒼く白い朝。

 

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カーテンから漏れる光は蒼白い。黄色ではないその光はわたしを落ち着かせ、落ち込ませる。冷蔵庫の音をききながら、夢のなかの感情を反芻。

 

日差しが強く、暑くて、人の目線がまとわりつくような感覚のする夏は本当に嫌いというか、昼間は外に出ると体調が悪くなる(気がする)ので、なるだけ外に出ないようにしている。ただ、本当に家にいたくないのでそれも困っている。うるさいテレビからは、偉そうな芸人が自論を振りかざし、男女のドラマはべたべたとくっつき、回りくどいやり方で思いを伝えようとしている。それらを目から耳から摂取させられる度、わたしの脳は傷つくし、容量がいっぱいになると腕が傷つくという仕組み。えらくわかりやすい。

 

わたしはやっぱり人を誘うというのが苦手で、そもそも断られるのが怖いし、「いいよ」って言われてももし無理していたらどうしようとか思うし、そもそも自分が予定が近づくと嫌になってきちゃう。だから、会いたいときにすぐ呼べる気のおかない人が欲しいんだけど、そもそも友達を作るのが困難なのにそんな人つくれないなあという事に気がついてまたため息ついてしまう。「ため息をつくと幸せが逃げてしまう」とよく言う。

逃げていく幸せも、もう、そんなに残っていないよ。

 

人の目が怖かったり、夏は体調が良くなかったり、すぐ悲しかったり、死にたくなったり、っていうのが、本当に自分の考えていることなのかと思う。実は嘘ついてるんじゃないか?とか本当はそんなこと考えていないんじゃないかって思う。

んまあ、だからなんだって話なんだけど。