装飾皆無。

 

「この人変わっているなあ」と思うことがたまにある。自分も誰かにそう思われているんだろうな、立ち居振る舞いに気をつけなければならないなあと考えていた。

一日の終わりに本日の自分の言動を振り返る「頭の中反省会」をする。たぶん昔からそうだ。あの時あんなこと言わなければ良かったなとか、逆にこれを言ったら良かったなとか、反省することはたくさんある。結局さいごにたどり着くのが「ああ、自分はクソ人間だな」で、結局生きることに向いてないことを毎日確認してから睡没する。そしてまた嫌な夢をみて、目が覚めてだらだら起きあがって、最低な気持ちを絵にする。

 

子どもの頃、大人になったらどんな風になりたかったんだろう。将来の夢は子どもの頃からあくまでも「夢」だとわかっていて、希望が通るとは思わなかったので特になりたいものもなかった。夢をみたって叶わなかったあとが悲しいだけだし。

中学生になってもやりたい職業はなくて、無理だと思いながらイラストとかで生計たてられたらいいなあなんて思ってた。家族は「絵がうまいんだからいいよ!きっとなれるよ!」って言っていたけど、絵のうまい人なんてこの世にごまんといるし、ていうかわたしそんなに絵、うまくないよって思った。自分がイラストレーターになれる想像も、かといってOLとかになる想像も全くできなかったのでこれ、人生どうなるんだろうなって思ってた。まあさすがにここまで最低な人生になるとはってカンジだけど。性欲が皆無になっておんなのからだに気持ち悪くなっちゃうからだめで自傷しちゃったりする水商売のおんななんてどうよ、ほんとうサイテーじゃん?

でもわたし、言われたことは最低限できるし、ちゃんと頑張ってる。だけど、わたしは社会に適合することが難しいんじゃないかと思っている。精神的な面で。他人との関わりとかそういうのが、どうにもむずかしい。距離の取り方や目。仲のいい子にはわたしの他に仲のいい子がいるのに、とか。このひとは今わたしの顔を見てブスだと思ってるんだなあ、とか。そういうのがなんか怖くてやだなって。わたしは必要とされてないしブスだしキモいから、自分的にこれから生きるより死んじゃった方が楽じゃん。

今日もまた夜になると「むりむりもうむり頑張れないよお」とかいいながらネットの精神病チェックとか、家の近くのメンクリとか探してみたりして、朝になると「は?死にたくないやつなんていないだろこれが普通だわ。薬飲んで治すんだったら死ぬわぼけ」とか全く逆のこと言ってたりして、本当に自分は気持ち悪いなって思う。